親知らずを抜歯した話|歯列矯正|インビザライン

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2021年の1月から歯列矯正(インビザライン)をはじめました。

その治療のひとつとして、歯並びを整えるために不要な親知らずとお別れをすることになりました。
インビザラインについては、また別の機会にブログに投稿できたらいいなぁと思ってますが、今回は親知らずの抜歯について投稿します。
 
かくぜん(管理人)
生れて始めて親知らずを抜歯したので、経験談と「抜歯を予定しているひと」「抜歯をしようか悩んでいるひと」向けに発信できないかと思い投稿します。

わたしの口腔事情

 僕の口の中ですが、左下7番(奥歯)、右上6番(奥歯の1つ手前)が若い頃虫歯で抜歯したため2本歯がありません。
また、抜いた歯のスペースを補うために「ブリッジ」という手法で治療していました。(20代前半)
※イメージ:健康な歯を少し削って銀歯で橋渡しをする治療
しかし、30代後半でブリッジの歯磨きが不十分だったのか虫歯になり、ブリッジもグラグラしだしたため、虫歯治療を行ったことをきっかけに自分の歯に向き合う事を決意しました。
おかげさまでほぼ毎週歯医者に通い、虫歯無くなり、歯茎も健康になってます。

半分埋まった親知らず

僕の親知らず、上顎は顔すら出しておらず歯茎の中にあり、下顎は左右共に半分歯茎に埋まっている「半埋(はんまい)」の親知らずです。
虫歯になったことは無いですが食べカスが詰まったり、歯磨きが下手くそで、よくそこだけ腫れたり、血が出たりする状態でした。
どんなに頑張って歯磨きしても、定期検診でそこの歯周病ポケットが改善しないし、矯正のために抜くのであればいい機会だからやっちゃいましょう!!ってノリで歯医者に返答した記憶があります。

抜歯はあっという間に終わった(しかし・・・)

僕の抜歯の治療ステップはこんな感じでした。

  1. 塗る麻酔
  2. 刺す麻酔
  3. ペンチ(鉗子)でぐりぐり→すぽん(抜歯)
  4. ガーゼを抜歯箇所に詰める
  5. 血が止まるまでしばらく強く噛む(5分程度)
  6. 終了(予備ガーゼ、鎮痛剤を処方される)
 
かくぜん
10分~15分程度で、こんなに歯って簡単に抜けるのかと思ったくらいあっという間に終わりました。
「抜かれてんなぁ・・・」って感覚はありましたが麻酔のおかげで痛みもありませんでした。

《抜いた歯はこちら》※人に自慢できるような歯ではありませんので予めご了承ください。。。

※虫歯がない親知らずでした。
※歯茎で隠れている部分は歯石と血液で黒くなってました。
※小さな袋に収納されて歯医者よりプレゼントされました。
 虫歯はなく、歯茎で半分隠れているところがやはり歯周病で歯石が血液と混じって黒くなっている部分がありました。
「記念に持っていきますか?」と言われたので、ご冗談を と思っていましたが持っていく人のほうが多いようなので、抜歯予定の方はお持ちかえりを推奨します(笑)
 
かくぜん
僕は、息子にちゃんと歯磨きしないと、こうやって歯を抜かなきゃダメなんだよ?
歯を抜くと痛いんだよ~!!(嘘)
っていう教育材料として使えました。
以降、息子も歯磨きをきちんとしてくれている気がします(笑)

抜歯後のブラックホール(抜歯後の穴)

親知らずの抜歯自体初めてでしたが、過去に虫歯で抜歯したときは抜歯後に縫った記憶があるんです。
しかし、親知らずを抜歯した今回は、縫わずに大きな穴のままだったことに帰宅後気づきました。
(歯医者で説明をきっと受けていたと思いますが、きちんと聞いてなかったと思います・・・)

ドライソケットの恐怖におびえる

抜歯後になって、今更googleで「親知らず抜歯 抜歯後」や「親知らず抜歯後 注意事項」など検索し、親知らず抜歯後の対策を取りました。症状として一番怖いのが「ドライソケット」です。

ドライソケットとは
  抜歯後の傷に血餅(血液がゼリー状になったもの)がみられないために歯槽骨が露出し、傷に強い痛みがあることをいう。抜歯の偶発症で、下顎の埋伏智歯の抜歯後のものが多い。
引用:Wikipedia

僕は激痛を経験することはなかったのでほっとしています。

抜歯をした先輩(僕)からのアドバイス(6つ)

抜歯後に守ったほうがいいのは以下の6点。
抜歯=ケガと同じと考えて、安静にする(させる)ことが一番の回復のようですね。
  • ぐちゅぐちゅうがいをしない(★★★)
  • ベロ(舌)で触らない(★★★)
  • 怖いけど、歯磨きはていねいに(★★)
  • 処方された薬は飲み切る(★★)
  • 麻酔が切れるまで食事は控える(★)
  • 入浴、飲酒、運動など、血流が良くなることはしない(★)
 ※★★★:超大事 ★★:大事 ★:頭の片隅に

抜歯後に一番困るのが「うがい」と「歯磨き」

抜歯後、親知らずのところにできる血のかさぶたのような役割をする、血餅(けっぺい)と呼ばれるものが作られるまで、うがいなどで血餅をはがさないようにする必要があります。
そのため、ぐちゅぐちゅうがいができない煩わしさが僕には結構なストレスでした。
また、歯磨きも普段電動歯ブラシを利用しているのですが、抜歯後の穴までうぃーーーんとイッちゃいそうなので、しばらくは普通の歯ブラシとタフトブラシを使いながら歯磨きをしてました。
この期間中は歯磨き粉も使わずに水だけで歯磨きをしていました。

参考(抜歯後経過メモ)

※個人差があると思いますが、私の経過を載せておきます。

【1日目】痛いので痛み止め服用。口をゆすぐと血が出る。食事はゼリーのみ。
【2日目】前日に比べて痛みは減った。まだゆすぐと血はでる。食事はゼリーのみ。
【3日目】痛みなし。ただし、違和感はあり。血が出なくなる。食事はおかゆ中心。
【4日目】痛みなし。出血なし。飲酒開始、食事はおかゆ中心。
【5日目】痛みなし。出血なし。普通食
※食事の際は、なるべく抜歯後の穴におこめや食べかすが入らないように食事してました。

おわりに

まだ抜歯後の穴が残った状態ではありますが、健康な歯生活(しせいかつ)をおくるためにはやってよかったと思ってます。
穴が完全にふさがるのは個人差はあるようですが長くて半年はかかるようです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。