マネーフォワード プレミアムサービス(月額500円)は高い?必要?|有料会員を継続している理由6点

みなさんこんにちは。

管理人のかくぜん(@kakuzen21)です。

様々なスマホ家計簿アプリの利用を経て、マネーフォワードを利用して5年以上経ちます。
その中でも有料会員になってまで、マネーフォワードを利用する価値があるのかどうか?について自分なりに整理しました。

結論として、一般的な利用に留めいるのであれば無料プランでも充分です。
と言われて「はい。そうですか」と納得する方のほうが少ないと思います。
おそらく「不要だと思いながらも実際どうなの?」「有料会員背中を押してほしい」または、他人の使い方が気になる方向けに整理しました。

有料プラン(プレミアムサービス)料金(2022年11月25日時点)

 月額500円から利用できますが、iPhone(AppStore)、Android(Playストア)では年額プランが提供されています。
年額契約をすれば、若干割安になります。
1.月額
(1)iPhone(AppStore) : 480円
(2)Android(Appストア): 500円
(3)クレジットカード決済: 500円
2.年額プラン
(1)iPhone(AppStore) : 5,300円
(2)Android(Appストア): 5,500円
(3)クレジットカード決済 : 5,300円
かくぜん
スマホのアプリストアから契約したほうが、若干ですがお得に契約できますね。
僕もiPhone(AppStore)経由で契約しており、年間5,300円で利用しています
無料で使える家計簿サービスに年間5,000~6,000円の支払い。高い・・・。
その他サブスクリプション(サブスク)を契約しているのであれば、なるべく月あたりの支出は抑えたいところです。
そもそも家計簿アプリを使って節約、貯金をしたい人が年間契約をして赤字になったら身も蓋もありませんよね。

有料会員を契約する価値があるのかどうか。

1.初めて利用する方
 マネーフォワードは、無料から始められるとてもすばらしい家計簿アプリです。
まだ使っておらず、これから初めて使おうと思っているかたは無料会員一択です。急ぐ必要はありません。
使い勝手や、マネーフォワードのメイン機能でもある金融機関との自動連係機能が自分に合うかどうか評価してください。
2.すでに無料会員を利用したことがある方
 プレミアムサービス(有料会員)が提供されている機能は以下のとおりです。
マネーフォワードがサービス開始した当初は無料で提供されていた機能も、徐々に有料サービスに移行してる気がします。
マネーフォワードME比較表
有料会員を検討している人は、使いたい機能があるかどうか。その機能は月額(または年額)の支払いに見合う機能か、これがポイントになります。
私が有料プランで必須と思っているものは、上図のとおり6つ(○がある機能だけ)です。この6つのためだけに私は有料プランを契約しています。

有料会員を継続している理由6点

1.データ閲覧期間

 有料会員であれば、過去1年の実績から制限なしに確認することができます。
僕の場合CSVで毎月ダウンロードしているので、過去の振り返りは別に行うことができますが、「気軽に」過去のデータを確認できるのはやっぱり便利ですね。
例えば特別支出で、支払い、支出が年に1回しかないようなものがあれば、「過去にいくら支払ったか」振り返るタイミングがあると思います。

2.連携可能数

マネーフォワードMEの最大の特徴でもある、銀行口座やクレジットカード明細の連携可能数が無制限で利用することができます。僕の場合は、13個連携しているので無料版では対応が厳しいので重宝しています。

無料会員における金融関連サービス連携上限数が10個→4個に改悪(2022年12月7日~)

2022年11月7日付で、マネーフォワードより、無料会員における金融関連サービスの連携上限数が10個から4個に変更になりました。

理由として、データ量増加に伴う保守・運用コストや、API連携にかかるコストが上昇傾向にあるーとのことです

3.連携口座の一括更新

 無料会員の場合、金融機関などの連携は手動でひとつひとつ更新する必要があります
連係している金融機関が多ければ多いほど、この手間が増えるので有料会員であれば一括で更新することができます。
しかし、1日に1回は不定期に更新されるペースで十分問題ない人には、あまり魅力的に感じませんよね。
僕の場合は、住信SBIネット銀行の目的別口座を活用しながらクレジットカード利用管理を行っているため、目的別口座の振替処理を行う度に更新することで、家計簿管理をしているため重宝しています。
また、アプリに表示されている金額が最新かどうか、自分のタイミングで設定できないように”あえて”しているのも運営側の意図が通じますよね。
僕は、毎朝起きたタイミングで、一括更新ボタンをポチっと押して金融機関の残高を確認するのが楽しいです。

4.資産内訳・推移グラフ

現金や銀行口座以外に、年金口座情報や投資信託口座を登録するようになり、我が家のトータル資産推移を確認することができます。

息子の学資保険を解約して、全額ジュニアNISAに変更したこともあり、日々の資産の上下運動を楽しみに見てます。もちろん急降下することもありますが、そのタイミングでニュースを確認して理由を探したりとのんびり付き合ってる感じです。

5.負債内訳・推移グラフ

貯金だけではなく、ローンなどの負債も登録することから、手元に現金があるものの、住宅ローンの負債残高を確認することができます。

この数値を確認することで一気に現実に戻されます。ふと多めに現金が入ったときのストッパー役になります。

推移グラフですこーーーしずつローンが返済されていることもわかるため、励みにもなりますね。

6.CSVダウンロード

 僕の場合、マネーフォワードのアプリで家計簿管理のほかに、自分なりに年間支出表を作成して振り返りたいので
CSV形式でデータをダウンロードできるのは非常に重宝します。
かくぜん
CSV形式をExcelに取り込んで自分が必要な項目だけをグラフ化して家計分析をしています。
あくまで家計簿アプリは、誰でも使える・使いやすいようにしているため、自分に本当にあった家計簿ではないと思っています。
これが家計簿アプリを使って挫折するパターンだと思っていますし家計簿アプリに完璧を求めて長続きしないパターンだと思います。
マネーフォワードの機能として、下図のように月あたりの集計期間の設定ができます。
月末締めであればそれほど気にすることは無いと思いますが、僕のように給料日の前日が締め日とした場合、締め日が休日・祝日の場合に給与振込日がズレるんです。
そのため、1か月のうちに収入が2倍になっている集計月もあれば、収入が無い月が存在したりと、なかなか致命傷な課題をもっています。
集計期間
僕が務める会社の場合、例えば集計期間の設定を「毎月22日」から1か月集計とした場合、給料日の22日が土曜日の場合は、
前日の金曜日に振り込まれますし、22日が日曜日の場合は月曜日に振り込まれます。
日付じゃないんです。曜日なんです・・・。
このようなパターンが利用者のどれくらいのパーセントを占めるかわかりませんが、月あたりの締め日を柔軟に設定できると
マネーフォワード標準のレポートや集計結果を使えるのになぁ。。
この声がマネーフォワード関係者のだれかに届きますように・・・

それ以外の有料機能は使ってる?

 プレミアム会員になれば、それ以外にも提供されていますが、あると便利」と感じるものがほとんどだと思います。
・連携口座の自動更新頻度(高い) → 無いよりはあったほうが良い
・広告非表示 → 無いよりはあったほうが良い
 推移グラフやレポートは、僕の場合集計期間がずれ込むのであまり利用しておらず、CSVで出力したデータを個別に加工して分析しているため、利用していません。
その他として、データバックアップ保障やサービス継続性保証(SLA)が有料で保障されるのはデータとして家計簿を扱っている身としてはありがたいですね。
無料会員では、万が一データが紛失した場合の補償はされないことになるのでその点は月額会員で保障してもらう意味はあるのと思います。
便利な通知設定も有料機能で追加されますが、通知をもらわなくても自分が確認・把握すればいい話なので、僕はメリットとして感じていません。
最後に家族間で家計簿を共有できる「グループ作成」機能を利用したい、する方はプレミアム会員は必須になってしまいますね。

まとめ

マネーフォワードは無料会員でも充分家計簿として利用できるすばらしいアプリです。
ご自身でプレミアム会員として追加される機能(サービス)が、自分に「必須かどうか」判断することで有料会員になるかどうか検討してはいかがでしょうか。
かくぜん
僕の場合は上記6点がプレミアム会員で提供される限りは、継続して利用する予定です。
決して有料会員をおすすめするわけではありません。ご自身として有料会員の機能が必要かどうかでご判断ください。