おすすめ項目設定(我が家の初期設定と使い方)

マネーフォワードおすすめ項目設定

みなさんこんにちは。

管理人のかくぜん(@kakuzen21)です。

 家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の家計簿設定は、初期設定のままでも十分利用できますが、項目設定の見直しを検討している人がいるかと思います。

そんな人向けに、我が家のマネーフォワード設定をご紹介します。

初期設定の支出項目が充実しているが故に、どこに記入していいか悩むことから、なるべくシンプルな管理ができるように設定しているのでおすすめします。

・家計簿アプリ「マネーフォワード」の利用を検討している。
・初期設定の支出項目が多すぎて管理がしんどい。
・他人の家計のマネーフォワード設定が気になる。

スタートが肝心。それは初期設定

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 家計簿をはじめるにあたって、『完璧な家計簿』をはじめから作ろう、作ろうと思って一向にに家計簿が始められないーなんて経験ありませんか?

僕もそのひとりです。

 テレビゲームを始める時でさえ、主人公の名前どうしよう、キャラクターデザインどうしよう、1回決めたら後戻りできない・・・なんて悩みすぎてゲームが始められないパターンの人です。

大丈夫です。

 家計簿の項目はいつでも見直せますし、家計簿の記入が間違っているから家計が破綻するということは早々考えられません。

まずは、ゲームと同じで参考書・攻略本までとは言いませんが、我が家のマネーフォワード項目設定をご紹介します。

 
かくぜん
既にマネーフォワードを利用されている方は、ご自身の設定と比較しながら良いと思える部分を取り入れていただけると幸いです。

家計簿の項目について

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項目は柔軟に設定できない

 マネーフォワードは、あらかじめ用意されている項目を削除することができません

そのため、既存の項目をそのまま利用するか、当てはまらない場合は、中項目にのみ項目を追加することができます。

初期設定項目はこちら

 初期設定項目にどんな項目が存在するのか把握し、自分がどの項目を使うのか・使う必要が無いのかおさえましょう。

下記のとおり、一覧にとりまとめましたのでご確認ください。

《参考:初期設定項目一覧》
 ・確認したい項目の「+」をクリックすると展開します。
 ・初期設定の確認が不要な方は、後述までスクロールして読み飛ばしてください。

食費
・食費
・食料品
・外食
・朝ごはん
・昼ごはん
・夜ごはん
・カフェ
・その他食費
日用品
・日用品
・子育て用品
・ドラッグストア
・おこづかい
・ペット用品
・タバコ
・その他日用品
趣味・娯楽
・アウトドア
・ゴルフ
・スポーツ
・映画・音楽・ゲーム
・本
・旅行
・秘密の趣味
・その他趣味・娯楽
交際費
・交際費
・飲み会
・プレゼント代
・冠婚葬祭
・その他交際費
交通費
・交通費
・電車
・バス
・タクシー
・飛行機
・その他交通費
衣類・美容
・衣類
・クリーニング
・美容品・理髪
・化粧品
・アクセサリー
・その他衣類・美容
健康・医療
・フィットネス
・ボディケア
・医療費
・薬
・その他健康・医療
自動車
・自動車ローン
・道路料金
・ガソリン
・駐車場
・車両
・車検・整備
・自動車保険
・その他自動車
教養・教育
・書籍
・習いごと
・学費
・塾
・その他教養・教育
特別な支出
・家具・家電
・住宅・リフォーム
・その他・特別な支出
現金・カード
・ATM引き出し
・カード引き落とし
・電子マネー
・使途不明金
・その他現金カード
水道・光熱費
・光熱費
・電気代
・ガス・灯油代
・水道代
・その他水道・光熱費
通信費
・携帯電話
・固定電話
・インターネット
・放送視聴料
・情報サービス
・宅急便・運送
・その他通信費
住宅
・住宅
・家賃・地代
・ローン返済
・管理費・積立金
・地震・火災保険
・その他住宅
税・社会保障
・所得税・住民税
・年金保険料
・健康保険
・その他税・社会保障
保険
・生命保険
・医療保険
・その他保険
その他
・仕送り
・事業経費
・事業原価
・事業投資
・寄付金
・雑費

多い・・・。

家計簿を記録する目的は人それぞれだとは思いますが『収支の管理』、『無駄遣いの把握』が共通目的だと思います。

上記初期項目をすべて使う必要は無いと思います。

細かく家計簿を付けすぎて疲れる・飽きることが無いように、毎月、毎年の振り返りができる項目だけ使うことを第一に整理することをおすすめします。

項目整理について

中項目に「無駄づかい項目」を作る

 家計簿の項目を整理するポイントとして、「無駄遣いを把握する部分が明確」である場合は、中項目に追加して個別に入力を行うことでひと目で無駄遣いを把握することができます。

1日あたりの支出が100円程度でも年間でみると数万円!?なんてことも把握できるのでまずはここから整理をしてみましょう。

支出項目を整理するポイントは3つ

  • 利用する項目を最小限にする。ただし、無駄遣いが把握できるような項目は必要に応じて追加。
  • 月に1回、年に1回など、登場頻度が低い項目はすべて「特別支出」に分類する。
  • 日本FP協会が公開している「便利ツール」に当てはめられるような項目に前もって整理する。

便利ツールご存じですか?

 日本FP協会に、家計管理の便利ツールが無料で公開されています。

今回は、上記サイトの「収支確認表」を参考に家計簿項目を整理したいと思います。

日本FP協会

※「わたしたちのくらしとお金」>「便利ツールで家計をチェック」をクリックすると収支確認表のページを開くことができます。

 
かくぜん
そのほかにも日本FP協会には、ファイナンシャル・プランナーだけが見るサイトではなく、どの家庭・個人でも参考になる情報が載っているので一度眺めてみてください。

 

家計管理が楽しくなると、お金のことに興味が沸くと思いますのでファイナンシャル・プランナーの資格にも挑戦してみるのもありだと思います。

 収支確認表で使われている項目は、たったの6項目です。

■収支管理表で使われている6つの項目
①基本生活費
 食費、水道光熱費、通信費、日用雑貨費など
②住居関連費
 住宅ローン、管理費、積立金、固定資産税など
③車両費
 駐車場代、ガソリン代、自動車税など
④教育費
 学校の学費、塾代など
⑤保険料
 家族の保険料
⑥その他支出
 レジャー費、交際費、冠婚葬祭など

上記6つの項目に、普段の家計簿項目を当てはめることができれば、どんなにカスタマイズされた家計簿だろうが、世間一般のファイナンシャル・プランナーにいつでも相談できる状態にすることができるのではないでしょうか。

メモ帳、ノート、パソコン。どんな手法でも構いませんので、これから利用する家計簿項目が上記6つのどれに当てはめることができるか整理してみましょう。

いざ、取捨選択

 僕の場合は、当時マネーフォワードを利用する前に家計簿アプリ「zaim」を利用していたため、アプリの乗り換えも兼ねて以下の手順で取捨選択を行いました。

  1. ExcelにZaimの家計簿項目とマネーフォワードの家計簿項目をリストアップ
    menu_set
  2. 各項目がどの項目に当てはめることができるか線引き
  3. マネーフォワードの項目で使う項目、使わない項目を決める
  4. 最終的に利用する項目が日本FP協会の6つの項目のどれに該当するか選んでおく

また、我が家の場合は「僕が家計全体の家計簿管理」を行い、妻が「基本生活費に該当する部分の大半を管理」してもらっています。

そのため、旦那管理部分、妻管理部分がわかるように項目を使い分けることにしています。

■我が家の家計簿記入ルール(具体例)
・食費
 妻に預けた生活費から食費に該当する部分を記入
・食料品
 僕が上記以外で食費にかかわる部分を記入
・外食
 妻に預けた生活費から外食に該当する部分+僕の使用した外食費を記入
・その他食費
 僕が購入した、嗜好品(自動販売機やお酒、お菓子など)を記入

▶主にこの4つです。特に③外食、④その他食費の金額で我が家は使いすぎたかどうか判断してます。

おすすめ項目設定

 我が家のマネーフォワードの家計簿項目設定は下記のとおりです。

必ずしもどの家庭にマッチするわけではありませんが、どんな支出の時に使うのか各項目ごとに整理しました。

使い方で参考になる部分があればぜひ、ご自身のマネーフォワードの家計簿項目設定に採用してみてください。

収入

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全体的にすべて利用しています。

 

臨時収入用として、以下の3つの項目を追加しています。
・賞与
・給付金
・利子所得

通常の給与収入と臨時収入が最低限分かれていれば問題ないと思います。

食費

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朝ごはん、昼ご飯、夜ご飯、カフェの項目は管理が煩雑になるため、使用していません。

 

その他項目の使い分けは以下のとおり、
・食費:妻が利用した食費
・食料品:僕が利用した食費
・外食:夫婦で利用した外食費
・その他食費:僕の嗜好品(お酒、お菓子)

僕が利用した部分は明確にわかるように項目を分けています。我が家の場合使いすぎる原因は、僕にしかありませんので;

 

日用品

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日用品・雑費関連をこちらに記入してますが、子育て用品やドラッグストアなど細かく支出を分ける必要が無いものは未使用です。

 

・日用品:妻が使用した日用品費・雑費
・その他日用品:僕が使用した日用品・雑費

趣味・娯楽

すべて未使用です。特別支出にすべてまとめてます。

交際費

すべて未使用です。特別支出にすべてまとめてます。

交通費

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交通費は普段利用している通勤手段である、電車、バスをメインに利用しています。

 

たまに、タクシー利用が発生することもあるのでタクシーも利用しています。
飛行機など旅行時などにしか滅多に利用しないものは特別支出に記入しています。

衣類・美容

すべて未使用です。特別支出にすべてまとめてます。

健康・医療

すべて未使用です。特別支出にすべてまとめてます。

自動車

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都心と違って田舎暮らしの車は必需品です。自動車に関する支出もあなどれません。

 

自動車税を新規項目として追加して、残りの項目はまんべんなく利用しています。
街中のコインパーキングは駐車場の項目に記入し、自動車の備品(芳香剤、洗車用具、タイヤ等)は車検・整備に記入しています。

とにかく自動車に係る支出はこちらに記入することで、年間、自動車にいくらかけているか確認することができます。トータルするとかなりの金額になると思います。

教養・教育

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息子の幼稚園の学費のみ記入し、自分が購入した書籍などはすべて特別支出にまとめています。

 

子供は塾や習い事をしていないため、関連する項目も使用していません。

特別な支出

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僕の家計簿記録の特徴として、通常分けるべき項目もすべて突発的な支出扱いとして、特別支出に全部まとめて記録しています。

 

そのため、以下の項目を追加しています。
・交際費:冠婚葬祭や会社の人へのギフト代など
・趣味・娯楽:旅行やゲームセンターなど
・衣類・美容:被服費、美容室代など
・健康・医療:通院費、ドラッグストアでの薬代など

現金・カード

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マネーフォワードが自動的に記録してくれるため、これらの項目は自動的に利用しています。

水道・光熱費

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家計簿記録のメジャーどころですね。電気、ガス、水道を記載してます。
それぞれ明細書がくるので、記入には困らないと思いますが、僕の住んでいる仙台市は水道代が2か月分まとめて請求されるため、家計簿の振り返りについてはマネーフォワードのグラフでは管理するのが難しいと思ってます。

通信費

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固定電話を持っていないため、毎月のスマホ代とインターネットプロバイダー料金を記入しています。

 

NHK視聴料については放送視聴料に記入し、マネーフォワード、iCloudなどのスマホアプリのサブスクリプションは情報サービスに記入しています。

 

住宅

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死ぬ前支払うであろう住宅ローンの記載と住宅に係る支出(住宅修繕費、固定資産税)を個別に作成しています。

 

町内会費などは管理費・積立金に記入しています。

毎年の固定資産税、修繕費用・・・震えますね・・・。

税・社会保障

未使用です。

保険

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保険に係る支出はこちらを利用しています。
息子の学資保険はその他保険を選択して記入しています。

その他

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妻への小遣いやボーナス支払いのために、お小遣いをその他項目に追加しています。

 

それ以外の項目は寄付金ぐらいしか使っていません。

 

マネーフォワードの金融機関連係を活用したクレジットカード運用方法や、住信SBIネット銀行の目的別口座を活用したマネーフォワードの袋分け(仮想)運用もご参考ください。

おわりに

 
かくぜん
マネーフォワードを始めるにあたって、まずは初期設定を完璧にしたくなる気持ちよくわかります・・・。

 

あくまで参考程度に留めて、『まずはやってみて』、少しずつ改善しながら自分なりの家計簿にしていきましょう。