我が家が普段行っている家計簿管理について、シリーズに分けて記載していこうと思ってます。
僕が考えた家計簿管理、今回はクレジットカードの管理術についてご紹介します。
・なぜかビビッてクレジットカード使わず現金払いをしてしまう。
・いくら使ったか忘れてしまう。ついつい使いすぎてしまう。
・毎月のカード請求金額で腰が砕ける。
この記事の目次
準備するもの
僕がクレジットカード管理に使用しているものはおおきく5つになります。
いきなりみなさんの環境に合っていないものも含まれると思いますが、最後まで見ていただき、自分の環境に置き換え可能かどうか確認していただければと思います。
- ネット銀行口座(住信SBIネット銀行)
- 明細・レシート
- 手書きできるノート または Excel(エクセル)などの表計算ツール
- 収納ポーチ(レシートを保管用)
- クレジットカード利用履歴が確認できる環境
上記の中で今回の管理術として必須なのがネット銀行の「住信SBIネット銀行(リンク)」の標準提供サービス「目的別口座」が必要になります。既に、住信SBIネット銀行の口座をお持ちの方は、このまま最後までお読みください。
まだお持ちではない方については、最後までお読みいただき僕のクレジットカード管理術が気になった場合は口座開設をしてみてはいかがでしょうか。(僕は銀行の回し者ではありませんのでご安心ください)
後日、住信SBIネット銀行についてもブログで紹介したいと思いますが、主な特徴は3つ。
・コンビニATMの預け入れ、引落し手数料が無料(※1)
・他銀行への振り込み手数料が無料(※1)
・代表口座とは別に、袋分け家計簿のような口座を別に作成できる(※2)
※1:預け入れ金額などによる回数制限あり
※2:最大10個まで作成可能(2021年7月9日時点)
この「目的別口座」を活用することで、クレジットカード管理を行います。
管理手順
下記のとおり大きく3つのステップに分けて説明します。
はじめは面倒だと思いますが、少し手間がかかるぐらいが節約意識が付くと思うのでまずはチャレンジしてみてください。
やっていることはとてもシンプルで、少し面倒な点がポイントです。
なぜなら、簡単すぎると僕の場合、ポンポン買い物しちゃいますからね。
ステップ1
①お買い物(クレジットカード払い)
当たり前ですが、お買い物は現金ではなく、クレジットカード払いしてください。
②レシートは必ず保管
絶対忘れてはいけないこととして、『レシートは必ず持ち帰ること』です。スマホ決済で支払いをするとついついレシートが邪魔になりますよね。財布出すの面倒だからスマホ決済してますし僕も。でも、我慢しましょう。財布にしまうか、とりあえずポケットにしまってから後で財布に保管するクセをつけましょう。
ステップ2
③目的別口座で資産移動(振替処理)
住信SBIネット銀行では、代表口座のほかに、「目的別口座」という仮想の通帳(貯金箱)のようなものを作成することができます。
NEO住信SBIネット銀行(目的別口座)より(リンク)
買い物で保管したレシートの金額を元に、代表口座から翌月支払い口座に「振替」を行います。
目的別口座への振替処理は、手数料はかからず無料(0円)で行うことができます。

クレジットカード利用時に、このひと手間で「翌月支払い」に貯まった金額=翌月以降のカード請求額として整理されるはずです。
例えば代表口座に、今月クレジットカード使える金額は1万円まで。と前もって決めておきます。
そうすると、今月中にクレジットカードで使える残額(代表口座)と使った総額(翌月支払い口座)をひと目で把握することができます。
代表口座を使う金額だけ残し、残りの預貯金は別の目的別口座に振替処理を行うことで、不用意にATMから引落しもできなくなるため使い過ぎ防止のダムができます。(これがかなり効果的!!)
考え方としては、封筒で現金を使える分だけ区分けする「袋分け家計簿」に近い管理の仕方になります。
ただ、袋分け家計簿とは違って封筒からいちいち現金を管理する手間がなく、いつでもスマホやPCで残金を確認することができるので圧倒的に手間を省くことができると思います。
④Excel(エクセル)管理表に実績を記録
ですが、あともう少しだけお付き合いください!!
ここまで紹介した管理方法でクレジットカード管理がもうバッチリだと思うじゃないですか?僕もそうだと思ってたんです。
へ?振替処理やったっけ?
これに陥ります。
僕もそうでした。ネットショッピングなどの「レシートが出ないもの」はついついポチポチ購入しすぎちゃいますし、忙しいを理由に振替処理を忘れてしまうんですよね。。。
そこで原始的な管理方法に行き着くわけです。
使ったら記録する。
・・・これができるなら家計簿つけてるわっ!!ってご意見いただきそうですが家計簿より管理方法はシンプルです。
1.使った日、2.使った店舗、3.支払った金額、4.振替処理やったかどうか この4つを自分が記録しやすい方法で記録します。
僕は、Excel(エクセル)などの表計算シートに入力してます。
合計金額の確認や修正も簡単に行うことができるのでおすすめです。
実際に僕が作成したExcelの管理表はこんな感じ。
使ったタイミングでとりあえず記載して、休日や空き時間でゆっくりネット銀行で振替処理を行う。
最終的に、振替処理の確認「OK」と記録をとる。
上記以外にも、実際にノートやメモ帳への手書き、スマホのメモ帳に記録など、自分が簡単に継続できるやり方で記録をしてください。
⑤レシートを収納ポーチへ
ここまで完了できればレシートはもうゴミ箱に捨てますよね?
いいえ。まだ保管しててください。
財布にレシートをパンパンにするのも見た目上もよろしく無いので、収納ポーチに保管しましょう。
収納ポーチはなんでも構いませんが、僕は100円ショップで売ってたポーチを愛用してます。
※こんな感じ。クレジットカード払いのレシートをたんまり保管します。
STEP3は、清算とふりかえり(反省)になります。
ステップ3
⑥クレジットカード利用履歴確認
クレジットカードの請求額を把握するために、各クレジットカード会社で用意しているサイトがあればそちらを請求日より前に確認するクセをつけましょう。
僕は楽天カードを利用していますが、請求日の数日前に請求金額の確定メールが届くようになっています。
請求金額が確定したら、カード会社の請求金額および内訳を確認します。
楽天カードであれば、楽天e-NAVIサイトまたはスマホの楽天カードアプリから明細を確認できると思います。
また、CSVファイルデータとしてダウンロードも可能なのでかなり使い勝手が便利です。
⑦Excel(エクセル)の管理表と答えあわせ
仕上げになります。
これまで事前記録した管理表(僕の場合はExcel(エクセル)管理表)と請求書の明細を比べましょう。
カードの明細から「何で使ったヤツだっけ?」となる場合は、保管したレシートから思い出しましょう。
請求明細がデータでダウンロードできる場合は、管理しているExcel(エクセル)に貼り付けて比較すれば作業効率も上がるのでおすすめです。なぜここまでするのか?と思いますよね?
レシートを知らない間に捨ててるケースがあるんです(笑)
ここで最終的な記録漏れがないか確認しましょう。僕と同じようにレシート捨ててしまったり、ネットショップで購入してうっかり管理表に記載を忘れるケースがあります。
漏れがあった場合の対応は簡単ですよね。管理表に追記して振替処理を行うだけです。
大きな買い物ほど、管理表への記録、振替処理は忘れることはありませんが、コンビニでの缶コーヒーだけの購入や小さな買い物をしたときに僕は忘れがちですね。。。(レシートをポケットに入れたまま洗濯したこともありますし;)
⑧振り返り&レシートを捨てる
お疲れ様でした!!!
ここまでくれば、クレジットカードの使い過ぎ(忘れ)は限りなくゼロになったはずです。
最後に収納ポーチに保管されたレシートの山で請求書に載っているレシートは処分してかまいません。
処分の際にレシートの項目を見ると、「自分無駄遣いしてんなぁ・・・」とか「缶コーヒー買うだけだったのに、ついでに余計なもの買ってんなぁ・・・」と振り返って反省することもできます。
さらにレシートの山。これだけ使ってたのか!!と視覚で認識することも出来るのでレシートって愛おしくなりますよ。
おわりに
最後まで読むと、ちょっと面倒って思いますよね?この面倒臭さ、アナログ感が逆にイイんです。
実際にやってみた感想、またはもっとこうしたらうまくいった!!などございましたらコメント、Twitterでご連絡お待ちしております。